雅楽松風会

代表 松久貴郎

​ごあいさつ
 

 この度、第1回雅楽松風会定期演奏会を開催する運びとなり、御協力・ご理解賜りました皆様方に厚くお礼申し上げます。

 私、松久貴郎は岐阜県各務原市に生まれ、父より手ほどきを受け、幼少より雅楽に親しんでまいりました。大学進学を機に関西に約13年間住み、関西を拠点に東京・名古屋など全国各所で雅楽の演奏・普及・指導などの活動を行ってまいりました。岐阜に帰郷してからは、日本の優れた伝統文化である「雅楽」を地元岐阜でも広げるべく自身の団体とである「雅楽松風会」を立ち上げ、活動してまいりました。私の地元である岐阜は、雅楽団体は各所にあれど、地元の団体による有料の雅楽演奏会はこれまで開催されてきませんでした。父が30年かけて紡いできた岐阜の雅楽の芽をさらに広げ実りあるものにしたいと、初となる有料演奏会の開催を思い立ちました。

 今回の演目のみどころは舞楽『太平楽一具』です。この『太平楽』は、即位の大礼に舞われるもので、平成天皇の即位式に際しても、元号の代わった翌年、平成2年11月12日から15日の4日間、宮殿に於いて執り行われた「祝宴の儀」で舞われました。本年は令和元年。御代替わりに際し、第1回定期演奏会にふさわしい演目であると思い、選定いたしました。『太平楽』は道行・破・急の3部構成で演奏されますが、一部を省略して演奏されることが常です。本公演では省略をしない『一具』の形式で上演いたします。

 また、本公演は元宮内庁式部職楽部主席楽長の池邊五郎師を客演にお迎えします。日頃の稽古の成果を師と共に披露できることはこの上ない喜びです。出演者一同精一杯取り組んでまいりますので、引き続き皆様方のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げますとともに、皆様方のご来場心よりお待ちしております。

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熱田神宮で楽人として奉仕する父のもと、8歳より篳篥を習い始める。篳篥を元宮内庁式部職主席楽長大窪永夫師に、篳篥・左舞を元宮内庁式部職主席楽長池邊五郎師に師事。岐阜県を拠点に名古屋、大阪、東京にて演奏活動を行う。2017年自身の演奏団体となる[松風会]を立ち上げ、2017年には本巣市文化事業「故郷の謡 雅楽 席田」公演、2018年には瑞穂市文化事業「みずほ雅楽演奏会」公演をプロデュースする。海外公演では過去に計6回延べ7か国の公演に参加。2012年には米国桜植樹100年記念公演でワシントンD.Cにて雅楽師東儀秀樹氏と共演。2015年にはモスクワ音楽院主催「第17回日本の心コンサート」に出演する。また、雅楽曲の現代アレンジを行う「トラロ会」に所属し、公演やCD収録を行う。天理大学雅楽部指導コーチ。岐阜県神社庁雅楽講師

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